NFTってなんだか怪しくない? 大丈夫なの?
こんなお悩みを解決します。
リルボードへようこそ!
ブロッコリーJr.(@king_o_broccoli)です
NFT(Non-Fungible Token)は、ブロックチェーン技術を利用した「デジタルアセット」のことです。
近年、このNFTがかなり注目を集めており、数十億円もの高額取引が行われるなど、市場が急成長しています。
今回は、そんなNFTに不信感を持っている人必見の内容です!
LiLBoard管理人
ブロッコリーJr.
31歳 / 男性 / 一児のパパ
●NFTコレクター ●NFT投資2年目 (2021年〜) ●The Sandbox LANDオーナー ●LiLBoardの運営者兼ライター | 記事内の不明点はコメントかTwitterにて気軽に質問してください! 『日本人にもっとWeb3 を!』
・仮想通貨・NFTは2021年11月からスタート
・フリーミントで含み益400万円以上
「NFTは胡散臭い」という声があがる一方で、一体何が怪しまれているのでしょうか?
本記事では、その理由や実情についてくわしく解説します。
NFTの可能性を見据え、より深く理解しましょう。
この記事を読めば、あらためて「NFTとは何か」を知ることができ、NFTの活用事例から始めるときの注意点までしっかり押さえられますよ!
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そもそもNFTとは?
まず、ここでは簡単に「NFTとは何か」について解説します。
NFTはもともと英語の「Non Fungible Token」を略したもので、日本語で言い換えると「非代替性トークン」と呼ばれています。
ただ、正直これだけでは意味がわかりにくいですよね。
もっとわかりやすく言うと、NFTは「複製することができない唯一無二の価値を持つデジタルデータ」のことです。
インターネット上ではデジタルデータ(画像、ブログ、絵…)がたくさん出回っていますが、これらをNFT化することで所有権を証明できます。
では、なぜそのような証明がNFTによって可能になるのでしょうか。
その背景には「ブロックチェーン」という最新技術が活用されています。
仮想通貨もこのブロックチェーンによって成り立っている概念で、最新のテクノロジーに必要不可欠な技術となっているんです。
NFTが怪しまれる3つの理由
しかし、一方でNFTは胡散臭いと言われることもあります。
その理由は、以下の2つです。
- NFTにおける不正行為の可能性
- NFTの価値が根拠不明であること
たとえば、誰でも簡単にNFTを発行することができるため、芸術家やクリエイター本人がNFTを発行しているのかどうかが分からない場合があります。
また、NFTの価値が何に基づいて決定されるのかも不透明であり、価値が高騰する理由が明確ではありません。
ひとつずつ見ていきましょう。
理由①:仮想通貨などの投資と関連がある
1つ目の理由として、NFTが仮想通貨などの投資ジャンルと関連があることが挙げられます。
前述したように、仮想通貨もNFTもブロックチェーン上で成り立っているもので、関連性が非常に高いです。
そして、両者とも投資目的で購入されることが多いのが現状。
投資というワードを聞くと、反射的に「怪しい」と思う人も少なくありません。
そのため、現状ではNFTが社会的に受け入れられていない原因となっています。
理由②:NFTの仕組みが理解できない
また、NFTが成立する仕組みが理解できないことも背景にあります。
先ほども述べたとおり、NFTはデジタルデータに”複製することができない唯一無二の価値”を付与できます。
しかし、この「複製できない」という部分が理解し難くありませんか。
僕自身、以前までは「ネットの画像なんかスクショすれば複製できるじゃないか」と思っていました。
ただそんな僕も、現実世界における絵画をNFTに置き換えると理解することができました。
例えば、モナリザ。これはルーブル美術館にあることが世界的に認知されていますよね。
なので、友達の田中くんの家に飾ってあっても、「それはレプリカだ!」とわかるはず。
この原理は、NFTにも適応できます。
NFTによってデジタルデータの所有者が証明されることで、どれだけスクショで複製されても「それは君のものではない!偽物だ!」と分かるんです。
実際、このNFTの技術を活用して「NFTアート」などの分野が発展しており、将来性が見込まれる技術となっています。
理由③:NFTに関連する詐欺が頻発している
また、NFTに関連する詐欺が横行しているのも原因でしょう。
例えば、NFTアートが購入できる「Opensea」。
こちらのサイトは世界的に有名ですが、このOpenseaと全く見た目が同じ詐欺サイトが存在しているんです。
URLを入念にチェックしてみると簡単に判別することはできるのですが、NFTの盛り上がりに乗じて、詐欺を行っている悪い人たちには十分気をつけましょう。
次に、実際にNFTが活用されている実例を紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
NFTの活用事例3選
一方で、NFTはアーティストやクリエイターにとって、新たな収益源を生み出す可能性を秘めています。
NFTを発行することで、作品の所有権を販売することができ、創作活動の継続につなげることができます。
また、NFTが文化的・社会的にもたらす可能性にも注目が集まっています。
NFTを利用することで、文化的遺産や伝統的なアート作品を保全することができるといった取り組みも行われています。
実際の活用事例を見ていきましょう!
1. NFTアート
1つ目の活用事例は「NFTアート」です。
これは、最も一般的なNFTの活用事例と言っても過言ではありません。
例えば、Openseaというサイトを覗いてみましょう。こちらでは、数多くのNFTアートが販売されています。
そこでデジタルアートを購入すれば、その絵の所有権はあなたのものになり、誰も複製することができない(その他が偽物であることを証明できる)状態になります。
また、Openseaでは自分が出品者側になることもできるので、Openseaで購入したNFTアートを転売できます。
現実世界の仕組み同様、買ったときよりも価値が上昇した場合にはその差額を儲けられるので、投資分野からも注目を集めています。
2. NFTゲーム
また、「NFTゲーム」というジャンルも今人気を集めています。
NFTゲームはメタバースとも非常に親和性が高く、今後も市場規模が伸びることが推測されます。
メタバース上は現実世界のような仮想空間で、その中でNFTゲームがプレイできます。
ゲーム上でNFT化したアイテムは売買することができるので、お金を稼ぎながらゲームがしたいという人はぜひトライしてみてください。
3. NFT×寄付
最後、3つ目の活用事例は「NFTによる寄付活動」です。
NFTによる寄付とはどういうものでしょうか。
具体例としては、キングコング西野さんが『えんとつ町のプペル』の絵本1,000冊分の支援NFTを始め、即完したという事例があります。
このプロジェクトの根幹には、「NFTを使えば寄付の履歴が残る」という考えがあります。
自分の口で言わずとも、「あの人、〇〇に寄付してるんだ」と分かる証明をNFTが勝手にしてくれるため、NFTと寄付は非常に相性がいいんです。
その他にも不動産や地方創生、飲食店…など、さまざまな業界でNFT×〇〇のプロジェクトが進行しています。
少しでも興味が湧いた方はNFTニュースをチェックしてみてください。
NFTを始める際の注意点【3つあります】
ここまでNFTについて詳しく解説しました。
中には、実際に始めてみようと思われている方もいるのではないでしょうか。
ここからは、NFTを始める際の注意点を大きく3つ取り上げて解説していきます。
安心安全にNFTを楽しむためにも、ぜひチェックしておいてください。
注意点①:公式を装った詐欺サイトに注意しよう
1つ目の注意点が、「NFT関連の詐欺に気をつける」ことです。
前述したように、NFTという新しいトレンドに乗っかって詐欺で儲けようとする輩がいるのは事実。
そして、そんな詐欺の標的になりやすいのがNFT初心者です。
そのため、怪しいメールやサイトには十分に注意を払って行動してください。
公式サイトを装ったフィッシングサイトなどが多数乱立しているので、URLをこまめに確認することをおすすめします。
注意点②:余剰資金で少額からスタートしよう
また、使うお金にも注意が必要です。NFTを始める際は必ず、余剰資金かつ少額でスタートしてください。
どんな投資でも同じことが言えますが、生活防衛資金を使うことは非常にリスクが伴うので、まずはできるだけ少ない金額から始めるのがおすすめです。
注意点③:日本の法律内でNFTを扱おう
最後の注意点は、法律に関してです。
現状、日本は欧州の主要国に比べて、仮想通貨やNFTに対する法規制が整っていません。
では、法規制が整っていないと何がいけないのでしょうか。
それは、海外で合法的なアクションが日本では違法行為にあたってしまう恐れがある点です。
日本に住んでいる以上、日本の法律に従う必要があるので、NFTを扱う際には「法律的にどうかな」と疑問に思う姿勢は常に持っておくことをおすすめします。
ただ、普通にNFTアートを購入するとかなら全然大丈夫なので、安心してください!
まとめ:NFTを始めてみよう
NFTが胡散臭いと思われる理由について再確認し、NFTがもたらす可能性と課題について考察しました。
NFTは、まだまだ新しい技術であり、発展途上にある分野です。
一方で、NFTがもたらす可能性は大きく、今後も注目され続けることが予想されます。
そのため、不正行為や価値の根拠不明といった問題に対して、業界内での取り組みや規制が必要です。
NFTが、アーティストやクリエイター、そして文化的・社会的な価値に貢献することを期待しつつ、適切な対応策を打ち出していくことが求められますね。
本記事を読むことで、NFTの本当の姿を理解いただけたと思います。
これを機にNFTに興味が出てきたというあなたは、実際に少額でNFTを買ってみてはいかがでしょうか。
正直、初心者向けではありませんが、NFTに少し慣れてきたら、情報収集やNFTの優先購入権(AL)が得られる「ICL」というコミュニティに入ってみるのも一つの選択肢です。
NFT好きな人たちが情報交換する、日本最大のNFT系オンラインサロンです。
あくまでもNFTやWeb3.0の情報収集で、ワンランク上を目指したい人向けではありますが、参考にしてみてください。
というわけで今回は以上です。
素敵なNFTライフを!
NFTを始めるための元手がもうすこし必要な方は、ウーバーイーツをちょろっとやってみるのも一つの手かもしれません!
実際にぼくが試してみましたので、参考にどうぞ。